「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

 1909(明治42)年11月7日(日) テキサス地方視察記(南博士報告)

渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.394-399

 ○第一編 第八章 回覧日誌 西部の二
     附記 テキサス地方視察記      (南博士報告) ○第一編 第八章 回覧日誌 西部の二
十一月六日 テキサス州の米作状況視察の目的を以て、一行に分れ、ピッツバーグ市を発し、同七日聖路易市に着す。[後略]
(『渋沢栄一伝記資料』第32巻p.349掲載)