ワシントン
『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.618-622 ○第三編 第九章 雑件 第五節 帝国政府より米国政府へ謝意申入れの件 [3日より・前略] 右に対して国務卿ノックス氏は、左の回答を寄せたり。 以書簡啓上致候、陳ば当国に来遊せられたる日本実業家一行に対…
『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.618-622 ○第三編 第九章 雑件 第五節 帝国政府より米国政府へ謝意申入れの件 [2日より・前略] [松井臨時代理大使は] 右外務大臣よりの訓令に接するや、更に公文を以て左の通り国務卿フィランダー・シー・ノックス…
『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.618-622 ○第三編 第九章 雑件 第五節 帝国政府より米国政府へ謝意申入れの件 [1日より・前略] 然るに曩きに実業団が米国の招待に応じ、渡米の事決定せるに際し、在米国大使は本国政府の訓電に基づき、右応招に決定…
『東京経済雑誌』 第60巻第1516号 (1909.11.13) p.917-918 ○渡米実業団消息 去月十二日紐育に入りたる我渡米実業団一行は、同地滞在十日にして二十一日夜ボストンに向け出発し、同地滞在中二十二日ニユーヘブンに抵り、エール大学の歓迎会に臨み、後更にプ…
『竜門雑誌』 第258号 (1909.11) p.43-46 △国務卿の弔ひ演説(バルチモア十一月四日発電五日午後着電) 昨日は天長の佳節に当るを以て、午前十一時一同は華盛頓大使館に参集、謹んで遥拝の式を行ひ、夜に入りてはニユー・ウイラード・ホテルに於ける松井代…
是日栄一等渡米実業団一行、ワシントンを発し、ピッツバーグ、セント・ルイス、カンザス、サクラメントを経て、十九日ロス・アンジェルスに入り、二十一日同地を発しサン・ディエゴを経て、二十四日オークランドに向ふ。 出典:『渋沢栄一伝記資料』 3編 社…
『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.576-582 ○第三編 第五章 徽章及び金牌伝献の件 第二節 金剛石入金製徽章 [9月19日より・前略] 十一月三日即ち我天長節に際しては、一行はワシントン府滞在中なりしが、同日ローマン氏は、太平洋聯合商業会議所会頭…
渋沢栄一書翰 佐々木勇之助宛 1909(明治42)年11月3日 (佐々木勇之助氏所蔵) 十一月((ゴム印))廿九日 [印]((佐々木))益御清適奉賀候、其後毎々尊書被下候得共、当方実ニ多忙執筆之暇を得す、乍思御疎情申上候、御海容可被下候旅程も追々相進ミ、…
『竜門雑誌』 第271号 (1910.12) p.25-29 ○青渊先生米国紀行(続) 随行員 増田明六 十一月三日 水曜日 (晴)午前十一時青渊先生には一同と共に帝国大使館に至り、松井大使代理以下館員と共に、両 陛下御真影の下に遥拝式を行ひ、三鞭酒の杯を挙げて 聖寿…
『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.576-582 ○第三編 第五章 徽章及び金牌伝献の件 第一節 実業団渡米紀念金牌 [前略]越へて十一月二日、一行ワシントン滞在中、国務卿ノックス氏が特に一行の為めに、午餐を饗せられる予定なりしを以つて、其の席にて…
『竜門雑誌』 第258号 (1909.11) p.43-46 △別報(紐育十一月二日発電) 米国々務卿は絶大の名誉を与へて日本実業家一行を引見せり、一行はワシントンに於て多大の熱狂を以て迎へらる (『渋沢栄一伝記資料』第32巻p.262掲載) 参考リンク 都市詳細 ワシン…
『竜門雑誌』 第258号 (1909.11) p.43-46 △華盛頓の紀念金牌(華盛頓十一月二日発電) 我実業家一行は、二日朝アーリントン兵営に招かれて騎兵及び砲兵の操練を観、午後一時国務卿ノツクス氏の代理として、国務次官ウイルソン氏の私邸に催せる午餐会に臨む…
『竜門雑誌』 第271号 (1910.12) p.25-29 ○青渊先生米国紀行(続) 随行員 増田明六 十一月二日 火曜日 (晴)午前九時青渊先生には一同と自働車を連ねて軍用墓地アーリントン及び要塞フオートマイヤ等巡見の後、砲兵隊営庭の馬場に於て、騎兵の軽乗、馬術…
『竜門雑誌』 第258号 (1909.11) p.43-46 △華盛頓に着す(ワシントン十一月一日発電) 今朝華盛頓に到着し、直に自働車にて市内各官衙・華盛頓紀念塔・廃兵院等を見物し、次に国務省の接見室にて、国務卿ノツクス氏及ウヰリヤム次官に面会す、渋沢団長は特…
『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.542-546 ○第三編 報告 第二章 電信雑輯 十一月一日華盛頓滞在中、カンサス市商業倶楽部会頭ブランド氏より左の電報に接したり。 「米国人は大に兇徒の銃声に驚かされたり、而も其不幸の大なることを悲むこと切なり…
『竜門雑誌』 第271号 (1910.12) p.25-29 ○青渊先生米国紀行(続) 随行員 増田明六 十一月一日 月曜日 (晴)午前六時華盛頓府ユニオン停車場に到着す、此停車場の宏大にして建築の見事なる、啻に米国の常備軍が悉皆此内に容ると云ふ宏大なる点に於てのみ…