「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1911-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 1911(明治44)年2月11日(土) 渋沢栄一、埼玉県学友会大会で演説 【『渋沢栄一伝記資料』第45巻掲載】

『竜門雑誌』 第275号 (1911.04) p.23-31 ○埼玉県学友会大会に於て 青渊先生 本篇は本年二月十一日、埼玉県学友会大会席上に於ける青渊先生の講話速記なり。 臨場の諸君、学生諸子、此最も紀念すべき祭日に於て学友会の大会が此処に開かれまして、私会頭と…