「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

ベスレヘム

 1909(明治42)年10月28日(木) サウスマウンテンで病院を見学。レディングで前日同様の熱狂的な歓迎を受け、フィラデルフィアでは「金製名誉」の鐘を贈られる 【滞米第58日】

「レツヂング商業会議所」徽章(「紀念牌及徽章」 (『渡米実業団誌』巻頭折込)掲載) 『竜門雑誌』 第270号 (1910.11) p.51-65 ○青渊先生米国紀行(続) 随行員 増田明六 十月廿八日 木曜日 (曇)午前八時サウス・マウント市に到着す、直に下車し、歓迎…