「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1925-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 1925(大正14)年6月26日(金) 渋沢栄一、H. エリオットに宛てて書簡を出状

渋沢栄一書翰控 ハワード・エリオット宛 1925(大正14)年6月26日 (渋沢子爵家所蔵) 案紐育市ナツソー街廿四 ハワード・エリオット様 大正十四年六月廿六日 東京 渋沢栄一拝復、三月弐拾七日附御懇書落手拝誦致候、然ば去る明治四十二年貴地方に罷出候実業…