「渡米実業団」日録

情報資源センター・ブログ別館

 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

 1909(明治42)年10月24日(日) カナダ分遣隊、ボストンに帰着 【滞米第54日】

渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.264-282

 ○第一編 第六章 回覧日誌 東部の下
     附記 加奈陀分遣隊記事 (田村新吉氏稿)
十月廿四日
午前八時半ボストン市着、パーカー・ホテルに於て本団に会す。
但し田村氏は独り加奈陀に留り、追而米国西部にて一行に会せんとす。
(『渋沢栄一伝記資料』第32巻p.233掲載)


参考リンク