「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1910-04-04から1日間の記事一覧

 1910(明治43)年4月4日(月) 渋沢栄一、八基村(やつもとむら)教育会第2回総会で演説

『竜門雑誌』 第264号 (1910.05) p.5-19 ○八基村教育会に於て 青渊先生 本篇は本年四月四日、青渊先生が其郷里八基村教育会の招請に応して臨席せられ、同日開会の同会第二回総会に於て演説せられたるものなり ○中略 先づ第一に亜米利加旅行談をお話致して…