「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1910-01-17から1日間の記事一覧

 1910(明治43)年1月17日(月) 日本橋倶楽部月次会での演説

渋沢栄一 日記 1910(明治43)年 (渋沢子爵家所蔵) 一月十七日 曇 寒 ○上略 六時日本橋倶楽部ニ抵リ、月次会ノ饗宴ヲ受ク、卓上一場ノ演説ヲ為ス(米国旅行中ニ感セシ要件ノ二三ヲ述ヘタリ)食後種々ノ談話アリ、夜十一時過帰宿ス ○下略 (『渋沢栄一伝記…