「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1910-01-14から1日間の記事一覧

 1910(明治43)年1月14日(金) 金牌並徽章御嘉納についてアメリカ側に通知

『渡米実業団誌』 (巌谷季雄, 1910.10) p.576-582 ○第三編 第五章 徽章及び金牌伝献の件 第三[節] 伝献の手続 [1月5日より・前略] 仍つて一月十四日付を以て、渋沢団長より国務次官ウィルソン氏、及び聯合商業会議所会頭ローマン氏に右の趣を通知し、尚後…