「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1910-01-04から1日間の記事一覧

 1910(明治43)年1月4日(火) 温知会主催歓迎会

『竜門雑誌』 第260号 (1910.01) p.41-46 ○青渊先生歓迎会彙報 △温知会の歓迎会(一月四日) 曾て青渊先生との関係最も深かりし諸会社の代表者諸氏を以て組織せられたる温知会にては、青渊先生が無事米国より帰朝せられたるを祝する為、本月四日午後五時よ…