「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1909-09-30から1日間の記事一覧

 1909(明治42)年9月30日(木) デトロイト到着、騎馬隊に先導された歓迎自動車に迎えられる。デトロイト・ボート・クラブで午餐、パーク・ディビス製薬会社やパッカード自動車会社等を見学 【滞米第30日】

渋沢栄一 日記 1909(明治42)年 (渋沢子爵家所蔵) ○九月二十七日ヨリ十月一日マデ記事ヲ欠ク。 (『渋沢栄一伝記資料』第32巻p.156掲載) 『竜門雑誌』 第267号 (1910.08) p.40-47 ○青渊先生米国紀行(続) 随行員 増田明六 九月三十日 木曜日 (晴)午…