「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1910-07-18から1日間の記事一覧

 1910(明治43)年7月18日(月) 渡米実業団団員らによる米国在留邦人歓迎会開催

『竜門雑誌』 第267号 (1910.08) p.61-62 ○米国在留邦人歓迎会 昨秋渡米せる日本実業団一行の内、東京在住の青渊先生以下、及折柄来合せたる各地団員諸氏発起と為り、七月十八日午後四時より一行が渡米中種々尽力せられたる米国在留邦人にして目下帰朝在京…