「渡米実業団」日録

情報資源センター・ブログ別館

 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1909-07-24から1日間の記事一覧

 1909(明治42)年7月24日(土) 八十島親徳「渡米団相談会に臨む」

八十島親徳 日録 1909(明治42)年 (八十島親義氏所蔵) 七月廿四日 晴暑○上略 出勤後、昼商業会議所ニ至リ、渡米団相談会ニ臨ム、予ハ実ニ渋男ノ随員ナルモ、中野・大橋両氏等ノ好意ニテ、表面上ハ特別調査委員ノ一員ニ加ハル事トナル (『渋沢栄一伝記資…