「渡米実業団」日録

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 今から約100年前の1909(明治42)年、東京・大阪など6大都市の商業会議所を中心とした民間人51名が3ヶ月間にわたりアメリカ合衆国の主要都市を訪問し、民間の立場から、日本とアメリカの経済界を繋ぐパイプづくりに大きく貢献しました。
 この日録では「渡米実業団」(Honorary Commercial Commissioners of Japan to the United States of America)と呼ばれた日本初の大型ビジネスミッションの日々の出来事を、『渋沢栄一伝記資料』に再録された資料等で追いながら、過去に遡る形で掲載しています。

1909-06-21から1日間の記事一覧

 1909(明治42)年6月21日(月) (69歳) 渋沢栄一、渡米実業団への参加を承諾 【『渋沢栄一伝記資料』第32巻掲載】

是より先、アメリカ合衆国シアトル、スポカン、タコーマ、ポートランドの四商業会議所、前年東京・大阪・京都・横浜・神戸の五商業会議所が其代表者を招待せし懇遇に酬いんが為め、右五商業会議所に対し、其代表者三十名をアメリカ合衆国に招待して友情を温…